1899
横浜で原酉運送店が誕生。天沼のキリンビールの工場から、横浜の関内駅近くの馬車道を通って、横浜中心街の料理屋へビールを馬車で運んでいた。往復約1時間の道のりを毎日10往復ほどしていた。
1907年頃のキリンビール工場
当時の馬車輸送(原酉運送店)
1907年頃のキリンビール工場
1926
4月 キリンビール横浜工場での製品運送と構内輸送を開始(原酉運送店)
1929
上:1929年頃
下:1940年代 京極運送の3輪トラック
1931
倉庫保管業務とともに陸上運送も拡大、キリンビールの運送業務が増加
ビール需要が急激に拡大、キリンビールの工場も終戦時は横浜、神崎(後の尼崎)、仙台、広島の4工場であったのが、1960年代には9工場となった。
1944
7月 キリンビール神崎工場(後の尼崎)の輸送を開始(興神組)
トラックへの積み込み風景(興神運輸)
トラックへの積み込み風景(興神運輸)
1953
9月 キリンビール東京工場の輸送を開始(昭和運輸)
日光杉並木と昭和運輸のトラック
1956
5月 キリンビール広島工場の輸送を開始(広陵運輸)
1958
3月 キリンビール仙台工場の輸送を開始(青葉運輸)
1959
3月 キリンビール福岡工場の輸送を開始(筑紫運輸)
7月 キリンビール名古屋工場の輸送を開始(名麟運輸)
福岡工場からの初出荷(筑紫運輸)
1961
12月 横浜第二工場の輸送を開始(京浜麦酒運輸)
業界で初めてプラスチック製通い箱(P箱)を導入。やがて従来の木箱(桟箱)から置き換わることで怪我や事故がなくなり、製品の箱詰めや出荷作業が効率化された。
1965
キリンビール高崎工場の輸送を開始(昭和運輸)
桟箱山積作業(昭和運輸)
プラスチック製通い箱(P箱)
1968
3月 キリンビール京都工場・滋賀工場・北陸工場の輸送を開始(洛陽陸連)
1970
6月 キリンビール取手工場の輸送を開始(取手運輸)
1971
12月 天沼運輸と京浜麦酒運輸合併、天沼京浜運輸が発足
1972
3月 キリンビール岡山工場の輸送を開始(岡山麦酒運輸)
岡山麦酒運輸のトラック
1979
2月 キリンビール栃木工場の輸送を開始(栃木麦酒運輸)
小口配送車(天沼京浜運輸)
1993年、キリンビール横浜第二工場跡地に横浜工場第一物流センターが完成。
自動配車システムによる事前ピッキングを実現、出荷作業を効率化した。
この頃、キリンビールは最大となる15工場での生産体制となった。
1993
4月 第1回キリン経営大賞を受賞
横浜工場第一物流センター
取手工場と取手運輸のトラック
横浜工場第一物流センター
1995
1月 天沼京浜運輸、昭和運輸、取手運輸、栃木麦酒運輸が合併、キリン物流が発足
1996
4月 筑紫運輸、社名をキリン物流九州に変更
1997
1月 岡山麦酒運輸と広陵運輸が合併、キリン物流中国が発足
2000
1月 キリン物流、青葉運輸、名麟運輸、洛陽陸運、興神運輸、キリン物流中国、キリン物流九州の7社が合併し、新生キリン物流グループが発足
2003
7月 酒類販売媒介業免許を取得。メーカー業務であった受注を行うことが可能に
2013
12月 キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンの物流企画機能をキリン物流に集約することが決定
2014
4月 キリングループロジスティクス誕生
2015
7月 新経営理念が完成
「キリン品質」を制定
2017
11月 社員の多様な働き方を後押しする
「LOGI★活(ロジカツ)」スタート
2019
9月 「ホワイト物流」賛同自主行動宣言
2022
9〜12月 KGLの未来を思い描くワークショップ実施。優勝チームは翌年海外視察へ
2023
6月 自然災害時の輸送に関する協定書を日本通運と締結
2024
3月 プラズマ乳酸菌の保管業務を受託。同年8月には輸送業務も開始
4月 「2024年問題」対策の一環として、モーダルシフトをさらに拡大
キリン品質
「作り立てのビールの美味しさを損なうことなくお客様へお届けしたい。」創業当時からの想いが高品質な物流サービスを実現しました。
新経営理念
2014年4月1日に、キリン物流株式会社からキリングループロジスティクス株式会社へ生まれ変わり、新たな経営理念体系を作り上げるプロジェクトがスタートしました。